旭市のK様邸で、完成の耐震実測 (微動探査) を行わせていただきました。
耐震実測は「家屋計測」と「地盤計測」の2種類がありますが、今回は両方のご依頼です。
家屋計測では、家の中の決められた場所に微動計を置き計測し、できあがった建物の耐震性能 (剛性)、地盤との共振の可能性などが数値的に検証できます。
地盤計測では、敷地内の地面に微動計を配置し計測します。
計測データからは、地盤の揺れやすさや地盤の種別など、深さ約30メートルの地盤についてより詳しい情報を知ることができます。
写真のような「極小アレイ」という配置と「不規則アレイ」という2種類の配置をつかい計測します。
K様邸は、許容応力度計算による耐震等級3の設計で、実測でも同様の剛性が確かめられました。
耐震実測により、地震に対する不安な気持ちが少しでも解消できれば幸いです。
ご依頼いただき、誠にありがとうございました。